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玄倉川水難事故


玄倉川水難事故 - Wikipedia
玄倉川水難事故(くろくらがわすいなんじこ)は1999年8月14日に神奈川県山北町で発生した水難事故である。1999年8月13日より玄倉川の中州でキャンプをしていた株式会社富士繁の男性社員、子供6人を含むその家族、さらに社員の婚約者・女友達を含む18人が、翌日の熱帯低気圧の大雨による増水によって流され、社員5名と妻2名、1歳から9歳の子供4名、社員が連れてきた女性2名の13名が死亡した。この水難事故においてはキャンプ客が水に流される瞬間がテレビで中継されたため、世間に大きな衝撃を与えた。また、遭難者たちが悪天候にもかかわらず中州で野営という無謀な行動をとったうえ(そもそも一般的にもキャンプなどにおいて中州や河川沿岸に設営することはやってはならないこととして挙げられる行為である)、何度も繰り返されたダム職員や警察官の警告を拒絶し続けたことから、遭難者たちの自己責任を問う意見が多く出た。また、救出に駆けつけたレスキュー隊員に対しての「早く助けろ、それがお前らの仕事だろ」などの言動が、遭難に至るまでの経緯と相まって悲惨な結果にもかかわらず強い非難を浴びた。なお、救助や捜索に要した費用のうち、地元自治体である山北町が負担した額は4800万円である。神奈川県警察が要した費用は、同日、道志川で発生した別件の水難事故1件との合算だが、人件費だけで1億円にのぼった。これらの費用はすべて公費負担された。




by INZM | by inazumahiruzuzoku | 2010-07-15 03:16 | Other | Trackback
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