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Raymond Domenech

レイモン・ドメネク - Wikipedia
ドイツW杯後には一部のメディアやサポーターからは解任の声も聴かれたが、フランスサッカー協会は契約を更新し、2010年まで引き続き指揮を執ることで合意。EURO2008予選でも、代表引退を表明していたマケレレの招集や、怪我をしている選手を強行で起用するやり方に、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督(当時)やアーセナルのアーセン・ベンゲル監督などから非難を浴びるなど、クラブとの関係は悪化した。苦戦しつつもEURO2008本大会への出場を決めたものの、好調だったダビド・トレゼゲ、フィリップ・メクセスを招集せず確執を起こし、A'代表という代表予備チームを作って大量に選手を招集するなど、選考を巡って多くの話題を振りまいた。そして本大会では、オランダに1-4、イタリアに0-2で大敗し、1分2敗のグループリーグ最下位という散々な成績に終わった。特にイタリア戦では、本来は左サイドバックであるエリック・アビダルを無理やりにセンターバックに起用。不慣れなアビダルは、前半半ばであっさり退場処分にあってしまった。直前のシーズンで絶好調であった本職CBのメクセスを招集しなかったこと、怪我で出場が疑問視されていたパトリック・ヴィエラをメンバー入りさせ、結局一度も出場できずに登録枠を無駄にしたこと、他に呼んでいた本職CBを使わずアビダルを急にコンバートしたことなど、DFの選手選考は特に槍玉に挙げられた。攻撃陣も代表経験の殆ど無かったバフェタンビ・ゴミを招集し、好調だったトレゼゲを外したり、リベリーが抜けたら策が何もないことを大いに露呈し、その攻撃のオプションの少なさも非難された。EUROの惨敗により辞任、もしくは解任が確実視されていたが、フランスサッカー協会は契約どおりに2010年までドメネクに監督を任せることを決定。この決定直後、トレゼゲがドメネクとの確執を理由に代表引退を正式表明し、程なくセバスティアン・フレイも代表引退を表明した。ドメネクが解任された場合は代表復帰するという声明も発表している。また、ジュリやメクセスも「ドメネクがいる限り代表に呼ばれることはないだろう」という旨の発言をしており、少なくとも名将でないことは確かである。

フランス代表監督

by INZM | by inazumahiruzuzoku | 2010-06-22 18:08 | Sport | Trackback
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